1日から一転して2日は寒かった。
ドロンとした天空は、灰色がかり
肩に重くのしかかったように感じた。
寒さと言うより冷たさの感覚が先に立ち
手先の感覚がにぶった。
最近は昨年とは少し違い人の往来が
多少出てきて、昨年のような1時間に
1人のようなことはなく、活気が
少し戻ったようなきがする。
だが、今日の寒さと冷たさはその人ゆきを
抑えているような日であった。
道行く人はまばらで、襟を立てて
うつむき加減で、足早に通り過ぎて
行った。
いつもは来るはずの収集車は、まだ見ず、
代わりにクロネコヤマトの車がゆっくりと
通りすぎて行った。
時間は過ぎて行った。
***********
こんな寒いときは、あまり外には出たくないので
夕餉のおかずは、ストックの材料を利用した。
最適なものは、肉団子の鍋を考えた。
材料は
肉団子―――200g
絹豆腐―――半丁
エノキ―――1/2束
ネギ――――1本
白菜――――1/6程度
ポン酢で食べてみた。
単純な料理だが、肉団子が
歯によってホロホロとほぐれる感覚や
野菜と絡まり、ポン酢の味が
しみて とてもうまく、ご飯をそそる。
2杯がさらにふえる。
ごちそうさまでした。
ありがとうございました。
完。