ウナズキです。
最近は、生活圏の中で災害の起こる頻度が、
多くなっています。またいつやってくるか
判りません。雨、風、地震、
とその種類が増えています。またその規模が
大きくなっていますし被害が
甚大になっていいます。
簡単な例を挙げますと、
風害:千葉県のゴルフネット支柱の倒壊事故。
雨害:大雨で河川の堤防が氾濫して、
甚大な被害が生じて今も苦しむ人々が居ます。
(例:千曲川)氾濫。
地震害;平成28年熊本県の震度7
の地震。―大きな被害等があり、一たび起こると
保障、仮設住宅の不足、生活インフラの不足など、
なかなか復興に結びつかないのが、現状です。
例えば熊本で被害を受けて諦め東京に
引っ越した例もありますね。
幸いにも、確認書があったので東京に引っ越して使いたい。
予算もあるし、場所も決まっているので安心だ。
でも予算の面では頭の痛いことが生じるのです。
建物はどのようにして、安全を検討する
のでしょうか。簡単に言いますとまず
① 建物の自立時に壊れないかどうか
② 自分の建物の 2割を乗じた力で
揺り動かしてみる。
③ ①、② が同時に生じた時
――地震時と言います。
コンピューターでシュミレーション
します。
安全であれば、良いわけす。
壊れる部材があれば取り換えて
安全になるまで検討する訳です。
皆さんのなかには、例えば熊本で設計しても
同じ設計条件だと東京で家を建てても、
材料費は同じだと思われていませんか。
例えば、熊本で設計して建て許可(確認)
を得た建物を、東京で建てたいします。
この場合、引っ越し先のほうが、梁、柱材が
多くなり割り高になります。これは、東京では
結果的に割高となるのです。
物価が高いからと言う理由から
ではありません。
実は 建築基準法施行令による
「からくり」があるのです。
東京の建物のは、熊本よりも骨組みを
頑丈にしなさい。と言うことです。
熊本の強さを1.0 としたとき東京を1.1-1.25倍
しなさいよ。と言うことです。
熊本は東京の8-9掛け でよいと言う
事ですね。
なぜこうなっているのか。怪です。
こんな事があるので、うっかりせず
地域をまたいでの建築の予算は、
十分余裕を見ておきましょう。
お付き合いいただきありがとうございました
D20j8
完