最近、草花や風景に気を取られて、わが庭がどうなっているか
(狭い庭ですが)の全体を見ていなかった様に思えます。
私の庭に生来ている植物群は2種類のタイプがあります。
1つ目は引き立て約の植物―花を咲かせたり、果実をつける植物、
もう一方では実はつかないがその中で自分の生命をしっかりと
全うする植物があります。
そしてこれらが、混ざり合って我が
家の生活サイクルになっています。もちろんそのサイクルを
利用しながら私達も生活していますし、人間の私達も避けられません。
けれど、私達に長い間無視されていた植物が多々ありました。
有るけれど存在し無いものとして扱われていた植物がありました。
梅雨に入り雑草の増え方がひどいので、
除草する作業過程で、植物を個々に観察をほったらかしにしてる
植物有るのに気が付きました。
それは「黒竹」でした。
自分の記憶をたどりつつ、家内と当時の話を再確認したり、
記憶を整理しました。
家屋新築したと同時に、植えた植物があることを、
あわい記憶を掘り起こして、
確か新築時には、親から「黒竹」の苗を お祝いに、頂いた事を
思い出しました.。また、故人の母親は「黒竹は縁起物ですよ。
お父さん、俳句を嗜んでいたころ、竹の春は秋の季語だと
言ってました。」と教えてくれたのを
ポツポツと思いだしました。
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親からの受けたものが多かったので記憶が飛んでいたのです。
別名「紫竹」と呼びますが、そうはならないものです。
万年黒くはならず、幹は緑色黒色とが、混然と混ざり合い、
装飾品として、人気ある竹であると聞かされました。
ちなみに1年を超えると幹は黒くなります。
写真中色の茶色の幹は寿命の幹かもしれませんね。
私にはわかりません。
玄関のこじんまりした壇には、まだ丈が10cm程度の苗竹を
10本ほど植えましたが、あれから歴史を感ずるほどの
200cm程に大きくなり、株数も40株を超えました。
他の「真竹」と違いこの丈で打ち止めの様で、
これ以上高くはならないようです。
立派になったな~。”
と心でつぶやき、また改めて昔の思い出を
かみしめました。
そして私たちは、ここで記憶の再開を果たしました。
また末永く付き合うことを約束しました。
以上
失礼します。
※文章お読みいただいた皆様、有り難うございました。
完。