私のでは、なぜか外国生まれの花が少ない。以前はバラ、ダリア、
ヒヤシンス、カトレアなども頂いたり、植物園やコウナンなどの
コーナー等で、買い求めて育て方も自己流で育てたことがありました。
育て方の説明書を読むのですが、体力衰えたせいや、根気の無くなった
性やらで、短期間は面倒を見るのですが、長続きしなくなり、
枯らしたり、根腐れで、だめにしました。
その反省から、厳しく管理の必要な草木は、頂くのはいいが、自分から
求めるのはやめ、管理の緩やかな小灌木の花に、さらに地植えに
耐えうる木花に変えました。
新築当時からの花が、芙蓉、夾竹桃もありましたが車庫の入口変更の為、
伐採しました。どれも私達の、生活をともにしてきた仲間であり、
他に移植も考えましたが、しゅろの木(その後、2階屋根まで伸びたので、手入れ困難で伐採)もあり、断腸の思いで切りました。
そして幸運にも長年の風雨に耐えて、何年もの枝切に耐えて、大きな災害おも乗り切った
この家を見守るただ1本になった花。我が家屋の、わが生活と一緒に歩いてきた花、そのひとつが長年の歴史をせおった花はーーー。
草木「木槿(むくげ)」です。
可愛い白い花。
清楚な花。
強い花。
次々挑戦する花。―長い間つぎつぎと開花を楽しめるから
この花も、昨年秋の台風に会い主木が 折れて今年の初め地面から約
(20cm)で切断、かろうじて分かれた木がのこり、
今年だめであろうかと思ったが、よく立ち治り愛らしい、
清楚な花を付けました。その白い花は、
朝花が開き始めて日中咲き続けて、夕方にしぼむ短いサイクルなのですね。
朝顔、 なすび の花も一緒ですね。
極めてはかない生き方の花です。
朝、おはようから始まり、夕方は お休みが似合う花ですね。
そういえば、この家に住み始めてた、子供たちが小学生のころ、
家内が、子供たちが遊びに行時、早く帰りなさいよの代わりに
「この白い花がしぼむころ帰りなさいよ」と。昔は、
どこの家にも咲いていたから、そう言ったのでしょうか。
花の中には、2日咲くのもありますが、
今考えると、旨く言うなあ~。と思います。
住み始めた当時とは、今とでは、樹木の位置などは、家の造作とともに
変わり、昔の位置とは変わってしまい、記憶を辿っても思い出せないこと
が多くなってる昨今です。
植木や花は考えてみると、住んでいる家の作りに大いに関係している様に思います。
<後述>
夾竹桃 と 歌
夾竹桃を思い出したら、歌もおもいだし
密接にかんけいしているなあと、
フランク永井:「大阪暮らし」の一番に
「 花も茜の夾竹桃 」
と書かれてあります。
では失礼します。
お付き合い下さってありがとうございました。
完。