宇奈月ブログ

人生の旅人

耐震化への誘い。


photoAC

年明け、正月一日から9日が
経ちました。
痛ましい地震の被害は日が
経過するにつれて
はっきりしてきました。

公共機関の発表により
建物の被害はもとより、犠牲者の数が、
石川県で200人の多数となりました。

その犠牲は地震、土砂崩れ、津波による
のは明らかですが、被害対策で
もっとも身近に対策ができるのは、
地震に強い建物を作ることが、一番の
近道と考えれます。

一生に一度の
高い買い物をしたわけで有りますし、
祖先から受け継いだ家もありますので、
ぜひ、もう一度愛情をもって、
「うちのこの建物は、大丈夫
であろうか」と自分の住宅を愛情
もって、組合(※1)で
専門の方の意見を聞くことから
始める事が大切だと思います。

耐震補強をするのは、1981年前
の建物であります。

新耐震対応の木造住宅が増えて
40年以上経過して不適合の建物も
少なくなってきているので、
絶対数は、少ないと思われます。

その耐震不適合の木造住宅を
対象にするわけです。

自治体では、その窓口を開いている
課が有り、適切な診断を案内して
くれます。

組合などと契約を結んで、
その後、業者を紹介してくれますが、
もちろん公平な見積もりを交わして、
合意の上で施工となるわけです。

ではその、費用がどのくらいかかるの
でしょうか。

組合(※1)では木造で120m2
以内では、耐震診断の費用は、概ね
20~50万円(1棟当たり)程度と試算
しているようです。

その後施工に至った場合は、これも
費用は、あくまで参考例として
150万程度と判断しているようです。

あくまで新耐震設計強度を保つ
補強をお願いしましょう。

(※1)「日本木造耐震補強評者共同組合
  www.taisin-jasda.jp

提案としては、見えるところに、
耐震診断完了」
のステッカーなどを張り、市民への啓蒙
も必要でしょう。
住宅の経済的な価値も上がり住宅の
付加価値ができることで、活性化にも
役に立つでしょう。
ひとたび災害が起きたときでも、
最小の被害で終わることができる
安全は、何物にも代えられません。

街並みの変わらない風情はが
おおむね保たれて、地域社会
への与える安心感は、発展に
貢献するでしょう。


ありがとうございました。


完。