宇奈月ブログ

人生の旅人

アメリカが半導体「レガシーチップ」の安全保障調査に乗り出す

Jetoroの地域分析によれば、
カナダに本社を置くサービス会社:
Techinsightが23年の半導体
売上高が5パーセント減、
「6070億ドル」
と発表しています。

24年度には、売り上げ高は
回復基調と言われています。
ところが、この今の不足状態が終わりを
迎えたときに供給過利となる恐れを
はらんでいます。
この問題を業界では「2024年問題」
と言われています。

でもこの過利によって、メーカーの
経営が悪きなる反面、低製品高機能の
製品の出荷が促進されて、必ずしも
悪くなることはありません。
デジタル化を促進するチャンスと
とらえるチャンスでしょう。
(以上新電元工業株まとめ)

別の問題も見えてきています。
今、世界の半導体の出荷数量は
中国と台湾で世界の1/3を占めるまでに
なってきています。
だがその半導体の中には、「レガシー
プロセス」と言われています。

つまり、この半導体チップ
28ノナ以上で加工されている
半導体を言う訳ですが、

このレガシ-プロセスは、
現在の安全保障に懸念がある
という考え方から、アメリカは
その調査に乗り出す方向になりました。
(日経夕刊2023/12/22参考)

●一口メモ●

レガシーチップとは?
アナログデェバイスや特に
自自動車、エネルギー開発、
産業機器分野で使用される
特に28ノナ以上のチップ
を言う。


続きます。



ありがとうございました。



続。