宇奈月ブログ

人生の旅人

昆虫と日向ぼっこ。

朝からからりとしていた。
あまりない乾燥した天気に惑わされて、
気持ちがいい。

庭の草取りをしている途中腰を
痛めてから、時間の経過で、
ほとんど治っていて、

休んではいるがそろそろ
再開するのには中腰になると
ぶり返すかもと、不安がある。

だが、その気持ちと裏腹に足は
畑のほうに向いていた。

まだ手を掛けていない庭半分の
雑草を見ながら足を踏み入
れたて、まだあるのかとかをを微かに
しかめる。

地面にめを落とすと
緑の中に、跳ねる昆虫がいる。

おんぶバッタ
の様である。


判りますか、中央付近です


判りますか、中央付近です



緑色が、まったく草の色と同化していて、
見分けがつきにくい。
オス、メスの区別はつきにくいが、メスは
一回りおおきいと聞いているから、
3cm程度から見るとオスではないだろうか。
今年初めて見かけたが、つがいはまだ
ここで見たことがない。

まだ小さいが、これが繁殖すれば、
畑に植えてある野菜に被害が出る。
ナスを植えるとてきめんに
やってくる。

早めに駆除をせんねばと思い
眺めていると、
また違う昆虫が、ずうずうしくも
腕にとまった。





誰かに似ている?



見るからに、つよそうに思う。
サングラスをかけていて、戦闘準備
完了だよ。

硬派のいで立ちは、私も少し
ビビり払いのけそうになったが、耐えた。
よく見ると、何か人の顔に見えてくる。

芸能界の活躍している人のような(失礼)

名前は、シオヤアブ というらしい。
腹に白い毛が密集しているので、オスのよう。

きょうは私も昆虫たちも天気に誘われた。

暫く、昆虫たちと テレパシーで会話をした。
お前たちも散歩かな。
わしも散歩だよ。

そんなたわいもない言葉をかけたような
掛けなかったような。――――――。

「ごはんよ」家内の声に、現実に帰り
その場をはなれた。



ありがとうございました。


完。