宇奈月ブログ

人生の旅人

懲罰委員の発動は本気?。

私たちのあまりなじみのない国会が、
騒がしくなっています。

その問題となっているのは、
参議院議員のガーシー氏の
昨年の参議院当選以来国会に、
問題になっているようです。

懲罰委員で決定した「国会に出席しての陳謝」は
一度は、ガーシー議員も議会に出席の上、
陳謝をすることで解決したのです。

が、
党の本人の不履行と言う行動でその
行動に対して、「院議を拒否して抵抗したため
院内の秩序を乱す者」と解釈されて、
刑罰が懲罰の重たい方に動いていく可能性が
あります。

処罰の行進と言いましたが、
さらに重い懲罰は、
「登院停止」――>「除名」があります。

私見ではありますが、ここで「登院停止」では
ガーシー議員の現在の状態をそのまま認めた
ようなものです。

なぜなら、当選してから一度も登院せず、外国渡米の
禁止にかかわらず、海外を生活基盤においていて、
「登院停止」状態であると思うのです。

では厳しい「除名」となれば、どんな手続きに
なるのでしょうか。

懲罰委員会が開催されます。
その不法は、
①参衆議員議長の裁量:
 懲罰委員会が、議員の言動について問題が
あると認めた場合

②有志で懲罰請求:
全体議員の中で、一定数のこの懲罰に賛意が
あり数がそろえば、懲罰に値するかどうかをを
議長に対して要求することができて、
議長がその必要を認めれば委員会を開催する
とします

委員会の開催はかなりこのむつかしいと
言われています。


わたくしたち庶民からすると、国会議員は国会から
招集があったときには、特別の理由がある場合を除き
出席の義務があることで判断すると
彼は、常識が不足しているようです。

国会法の第121条には「正当な理由なくして
国会を欠席したりしてはならないとあります。

参議院選挙では24万票の国民から委託を受けて
当選したわけですが、彼のいま問題になっている
言動に協賛した人はどのくらいいたか。
しりたいものです。

国会の歴史を見れば、過去「除名」を言い渡された議員は、
参議院:小川友三議員
週委員:川上寛一
の2議員だけだそうですね。

海外にいて、身分だけが国会議員、それがいいのか
問われることになりました。
こんな人達が増える社会になったら
困るのは国民ですから。





ありがとうございました。
(日経、夕刊22/7/27参考)

完。