国会議員の経費について市民の物差しと
かけ離れたことが、長い間軽く見過ごされ
てきていました。
今年の衆議院選挙が月末(10月31日日曜)で
あった事から、今まで見過ごされていた件が、
運用面の観点から不合理でないかという
事例が浮かび上がってきました。
今年の衆議院選挙で、先に衆議院選挙での
初当選した議員41人より51人多い97人が
国会の赤じゅうたんの上を歩き、議員としての
気持ちを新たにしたでしょう。
議員は初めての習慣やしきたりに
戸惑う議員もおられるでしょう。
新人議員の中には、先輩議員にならって
いこうとする議員、独自色を出して
協調するところは協調と、二分されるでしょう。
その中の一議員により、議員報酬の中で
「文書通信費、交通滞在費」について、
一月にも満たないのにひと月分100万円が
支給されることに「?」の感情を持ちました。
そして、この支払方法が、おかしいと
異議の申し立てたのであります。
「月の終わりに当選して月明けは1日間」
一月分の手当てがつく理屈がおかしい
となったのです。
それに対いて、与党などは、
日割りとする、いや寄付とか言っています。
いるけどそれでお茶を濁す程度で終われば
割り切れない話です。
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そして、この取り扱いでは、民間自営業者
から見るとおかしいところがあります。
私も自営の時期が長かったから、
「文書通信費、交通滞在費」については
領収書がないと不明金とみなされて
上(税務署)から大目玉を食い、
場合によっては乗り込んでこられて
過去3年間の帳簿を洗いざらい調べられる。」
訳であるからいつも領収書は揃えて
いつでも提出できる準備をするのです。
また、サラリーマンであれば、目的の仕事に
係る経費がわからないのであれば、
「仮払い」制度を取り入れている場合が多く、
使った経費の領収書、あまった残金を添えて
経理担当者に提出となっています。
※この問題は、地方議員、参議院議員、
もあてはなります。
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さらには、もう一つ「?」が付くのは。
交通費についてです。
結論からは、言えば
どんな条件があっても支給されることです。
この件や後日記述したいと思います。
ありがとうございました。
完。