宇奈月ブログ

人生の旅人

米憲政上、初の下院議長解任で政治が揺れる。

アメリカ合衆国議会が機能不全に
なっています。

アメリカ合衆国の議会は2院制で
上院と下院に分かれています。

その中で共和党民主党で勢力を
分けあっています。

ここで3日、米国憲政初の事態が
起こりました。

野党共和党の強硬派である
マッカーシー議長が同党の強硬派
議員の解任動議の採決によって
与党も巻き込んで採決されました。

これは憲政史上初となる出来事と
なりました。

この解任動議を提出したのは
共和党議員のマット・ゲーツ下院
であります。

11日はつなぎ予算をかろうじて
成立していました。

つなぎ法案の成立は
民主党の力を借りての成立で
あったために、保守強硬派議員
マット・ゲーツ議員は
議長を批判していました。

そして、
共和党強硬派議員8人と民主党
議員全員の208人が賛成に
回りました。216:210で賛成票
が上回り、解任動議は成立した
わけです。

この議長解任決議を提出されたのは
過去113年ぶりであるが、
その時は、議長背任は否決
されています。

議長が決まらなければ、予算が
決められず今の予算も11月17日
までしか効力はなく、厳しい
綱渡になりそうな現状です。

強硬派は「ウクライナの関連予算」は
厳しく拒否している現状です。



ありがとうございました。


完。