3月も早や4日をすぎました。
木曜日には庭に1本のミカンの老木があり
毎年2月の終わりから3月の上旬にかけて
肥料を与える行事を行います。
体感として毎年の春に片足を入れる頃に
なると、いわゆる「寒肥」と言われる言葉で、
ミカンの幹の周りに、溝を掘り鶏糞をはじめ
混合肥料を与えて今年もミカンの生育の手助け
をしています。
そして私たちの春の始まりは、ミカンの木に
寒肥を与えることから始まります。
温かくなる春を願います。
多くの木々の芽、花の芽の息吹く日々は
もうすぐそこに来ています。
すでに梅から桜にバトンタッチをした桜の
芽も春の開花に向けて準備に忙しい
最中でしょう。
全国的に春を願う行事に東大寺の
行事があります
行事は3月1日から14日間の間
おこなわれます。
春の扉を開く、奈良の東大寺の「修二会
(しゅにえ)」は国民に代わって
「練行衆(れんぎょうしゅう=僧侶たち」が
国の繁栄、安泰を祈願して毎年開催されます。
この行事は、「お水取り」と言う、言葉で
親しまれています。
行事の一環での「お松明(おたいまつ)」は
2月堂の欄干から松明を突き出して篝火
(かがりび)として燃やして、荘厳な
景色となります。
「練行衆」は、奈良時代から続く行事で、
東大寺では、大変重要な行事です。
壮大で、荘厳な行事として、関西では
「14日が過ぎれば温かくなる」と
思われています。
今年も開催されましたがコロナウイルス
の影響で、観覧者の規制がされているとか。
お水取りが過ぎると
本格的に、本格的に春になると
と信じている方は多いのです。
多くの人に愛される行事であり、この行事を
順調に進と春が開ける気候となり、新しい事を
始める合図となると思われます。
何かのきっかけを待ちながら
多くの木々の芽、花の芽の息吹くのが始まるのは、
もうすぐそこにあります。
そのきっかけは無事「お水取り」が終わったとき
でしょうか。
お立ち寄り
ありがとうございました。
完。