宇奈月ブログ

人生の旅人

角帯姿で「関東春雨傘」を熱唱。

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この歌、女渡世人の歌ですが、
こうへいさん歌っています。

和服の流し着はよく似合う。
帯の締め方が、

着付けがしっかりしているから、
着物がばらけていない。

角帯を付けたたたずまいも
キリリと粋でいいですね。

具服の修行もばっちりと
長年勤めた、その呉服の着付けは
今に生きていますね。

それと、渡世人の歌はよく歌われるけど
自身の持ち歌は、過去から現在まで
わずか2曲「筑波の寛太郎」だけだった
こと、信じられませんでしたが
そのようです。


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●♫ 関東春雨傘 ♫●


歌手:美空ひばり
   福田こうへい(カバー)
作詞:米山正夫
作曲:米山正夫

1番〽

関東一円  雨降るときは
さして行こうよ 蛇の目傘
どうせこっちは ぶん流し
エ―エ―
エー 抜けるもんなら 抜いてみな
斬れるものなら    斬ってみな
さあ さあ さあさあさあさあ
あとにゃ引はない  女伊達(だて)

2番〽

花が散ります 桜の花が
太く短い   命なら
派手に行こうよ この啖呵(たんか)
エ―エ―
エー 抜けるもんなら 抜いてみな
斬れるものなら    斬ってみな
さあ さあ さあさあさあさあ
あとにゃ引はない  女伊達

2番〽

女だてらに  朱鞘(しゅざや)を指して
罪でござんす ご時世が
やくざ渡世の 身の辛さ
エ―エ―
エー 抜けるもんなら 抜いてみな
斬れるものなら    斬ってみな
さあ さあ さあさあさあさあ
恋も知らない   女伊達

(了)

唄中の女渡世人
ぶん流しの着物。威勢がいいですね。

女ですから、真央引き立つ
いい女ぶりで、すごくシャンな娘(こ)
であれば尚由です。

蛇の目傘を指せば、流し着が絵になります。

広辞苑四版によれば、ぶん流しとは
「打ち流す」書いて、「続けざまに」
の意味はあるそです。




ありがとうございました。


完。