福岡工業大学短期学部より
最近、水素と言う言葉をよく聞くようになりました。
未来の地球の脱炭素のリーダー的な元素の1つとして
注目されてます。
当然この研究は大学や企業の間では、すでに
研究がすすめられていますが
一般の人の間でも、そのエネルギーの役割に
大きく貢献するだろうと期待をする人も増えています。
では水素とは?、と思うとき
何だったけ?となり
そうだ、そうだ、
水素と聞けば、中、高学年の時に理科の実験室で
学んだ水素を取り出した時のことを
思い出します。
試験管、シャーレ、ゴム管、ガラス管、フラスコ
などを使って実験しましたね。
試験管の中に金属(例えば 亜鉛)の小片と薄めた
塩酸を入れるわけです。
で、
水をはったフラスコに突っ込んであるガラスホース
から泡状の水素が、ブクブクと出てきた時の不思議を
思い出します。別の装置で反応された水素泡の集合が
繋がった取り出すホースから出てきたわけですね。
さて
*****
その実験室に利用されている材料は亜鉛
でしたが、
この実験室での装置とそっくりで、その水素を取り出し
動力に利用しようと、実際に試されている事例が
ありました。
廃棄アルミくずから新エネルギー「水素」|ニュースリリース|福岡工業大学短期大学部 (fit.ac.jp)
実は、この実験のように
水素を発生させて、燃料として利用した実験を見ました。
その材料としているのが、工業製品でたアルミ製品の
削り屑(スクラッツプ)からでした。
こんだけ身近になっていることに驚きとその発明が
脱炭素解決の一翼を担ぐ発明と思います。
水素自体の
・保管
・運搬
・液状化にするコストの大きさ、
・ ボーキサイトからアルミに製品化するのにかかる
電力には幾多の課題を超えるハードルがありますが
削り屑を利用できる発明は、有望でしょう。
上記のマイナス面は、
原子力の高放射能最終の処理が、いまだに決まらないことの困難さと比べると、むつかしいことではありません。
解決しやすい事です。
1グラムのアルミからーー>1リットルの水素
が取れる
今アルミのリサイクル率は、53%であるから
この率をもっと上げて、消費電力消費率を下げたり、
アルミ製品にする際に溶湯するのに大量の電力が
必要だが、電磁誘導技術で大幅に下げることにより
消費電力を有効に使うことを取り入れて、
総合的に電力の有効技術を考えるなら、希望のある
小エネと同時に脱炭素社会に向けて2050年に掲げた
脱炭素社会に近ずくことでしょう。
(参考:TSK株式会社、
身の回りの物質の資源循環
福岡工業大学短期学部)
ありがとうございました。
完。