宇奈月ブログ

人生の旅人

H(水素) , NH3(アンモニア)は革命。

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2050年までには環境庁はカーボン“0”
を旗印に掲げて、温室効果ガスの排出を

ゼロにする脱炭素社会の現実を目指すと
いう壮大な目標を掲げました。

今燃料となる材料もテーマに沿って
世界中で研究が進んでいます。

日本も世界共通の決め事に向かって
燃料の研究が進められています。

石炭、石油、バイオマス、電気、
水力 、原子力などというように、
発電についての研究は、ほとんど
出つくしています。

この燃料は
時代とともに収取選択されて、また
淘汰されながら、使われていきました。

そして、今までの発電は経済発展
が国の第一の目標であり、

そして安価な材料か国の経済
を支えて右肩上がりに
発展してきました。

だが
経済を右肩上がりにしながら、温室効果
のガスを“0”とするのは、なかなか
大変なことでしょう

膨大な電力を必要とする時代になり
これに比例するようになった炭素は
いろんなところで影を落としは
じめました。

北極海の流氷の永久凍土の溶解、
四季における気候の激変、
オゾンホール、夏最高気温の上昇、
海水温も変化、海産物の不漁
などとあります。

炭素を取り除く発電は2050年まで
には、実現してほしいものです。

その候補に挙がっているのは、水素
その次に、アンモニアですね。水素は
もう実用化されて脱炭素にふさわしい
原料です。

トヨタ自動車がその性能を
確かめています。

opop7976.hatenablog.com


あくまでわたしの想像ですが、
2030年あたりには、水素自動車が
十分な台数が見られることでしょう。

さてアンモニアは水素に劣らない
ほどの力を秘めていています。
アンモニアの原子記号 
NH3 
で炭素はありません。その効用は

東北大学では教授の小林英明さんと
研究員は2014年に
アンモニアを直接燃やすことを
世界で初めて、成功しています。

メタンに20%のアンモニア
混合燃料を大型ガスタービン
燃やして2MWの熱量を
取り出しています。

それからのちには石炭と、
さらに2015年には100%
アンモニアで発電に成功
しています。

そしてこのタービン技術を
天然ガスタービンまで高めて
行けば、脱炭素は遠くない
時期に実現しそうです。


アンモニアの原料の合成も
東京大学」工学院工学系研究科
西林仁昭教授らの研究グループ
は常温常圧の温和な反応条件下で
窒素ガスと水とでアンモニア
反応合成に成功しました。

この方法は、かなりの軽量な労力で
発現させる方法で、今のハーバー・
ホッシュ法よりも注目されていて
期待もされています。




ありがとうございました


完。