癒しと蝶。
まさに、日が落ちかけようとした時間、
１匹の蝶が舞い降りてきた。
今までに来たことがない蝶々。
黒と薄灰色の縞の入った
ツートーンカラーの体が妙に、すがすがしい。
アゲハ蝶か、キアゲハ蝶か、
どちらなのか区別がつきません。
日中の舞いよりも、日暮れの舞いが良く
似合う蝶ような気がします。
蝶のツガイの舞いは、野鳥と違って、
軽い華やかさが有りますが、トンボ、みたいに
余り気に掛ける人が居ないようです。
さて、気にかかるのでどんな名前の蝶かなと
早速蝶図鑑で調べることに。
どうも調べて見るとアゲハ蝶 だろうと。
区別が付きにくいですね。
庭に野鳥がやってきて、つかの間を
過ごしてくれて、そして蝶がかわいい
小さな舞を踊り、訪れを待っている私達を
癒してくれて、季節の余韻を残しながら、
何処となく飛び去っていきます。
本当に有難う。
この小さな出来事を、いいな と感じるよな
生活を営み続けい私達を癒してくれて、
その舞台のシテを演じて
いざなってくれます。
一匹での飛来は、
伴侶を見つけに来たのか、 どうか
はわかりませんが、そんな気がします。
できるならば
此の小さな庭の社交場でどうか相手を探して、
そしてつがいとなり飛び立ってほしいと願います。
最後に 蝶に関する一句を
（桃の花）に題して
うたゝねの窓に胡蝶やもゝの花 正岡子規
最後まで我慢のお付き合い有難うございました。
完。9/3
