思い出の花。
神事、祭り、縁起物にかかわる花。
だけど地道な花。
そして自分の主張を控えめの花。
3年ぶりに花がつきました。
十数年まえ子供が結婚したのを祝って、友人から
「良いご家庭を築くといいですね」と祝言とともに頂いたものです。
紅白も実がなると言う南天えお2株を頂いたものですが
訪れた友人の勧めにより、家の西南に植えてもらいました。
それからほったらかしして、年を重ねるうち、結構「雑木」になりながらも、
花が付き、実を結んでいたのに、3年程前ー大体の期間だがーーぱたりと
花と実がななくなった様なに記憶があります。
最近庭を少し見つめ直すにあたり、南天をくれた友人の配慮が
おろそかになっていた事を反省しています。
家の南西は「うら鬼門」と言って表鬼門の正反対になり、
家をたてるのに重要な指針だそうですが、友人は「南天は鬼門に植えるべし」との
言い伝えとしての格言に習って植えたのでしょう。うちの南天は
紅白の実を付けていましたから、また葉の紅葉もきれいです。暮れにはうれしい成実が見れる事を
今から楽しみにしています。
※豆辞典: 柊は本気門で 北東に植えると良いとの事です。
完。