宇奈月ブログ

人生の旅人

家族通院の日の季節を感じて過ごす。

朝から雨、雨の時の気温は大方蒸し暑いが、
今日は変に寒い感じがする。

夏に入ったので気温は高めだと思い込みが
意に反したチョットした気温の低を、
寒いとまで思い込ませているのだろう。

家内が医院に出向いて、いつもであれば
会話の有る朝からなのに、そこには
ガランとしているダイニングが有った。

食卓には、メモ書きが有り、早く
出かけたのだろう、朝食の繕が
置かれていて、
さむざむと物悲しい。

あさのすれ違いは、滅多にないので、
朝の「おはよう」が、不思議に
アクセントに効いていたこと
が判た。

ふと外を見れば、小雨を受けた
紅葉が
静かにたたずんでいる。



初春からずいぶん大きくなり、節電の
為の日射を遮ってくれる力になると
期待していたのが、近づいてきた。

手持無沙汰に
遊びに、紅葉の句でも読んでみようと
自作してみた。


突風の 涼しき夏日 紅葉舞い

夏来たり 氷印や  登り旗

小雨来て 招く姿や 春紅葉

夏風に 揺らぐ 紅葉の 色染みて

立夏来て 紺碧空に 紅葉染み

紅葉の 色つややかに 光舞う

失礼しました。うまくせない
もんですね。

立夏りっか)とは5月5日~
5月20日ごろの二十四節候の
七十二侯


暫くして
電話が鳴った。向かえに来てと。
留守番は、今、終わりとなった。



ありがとうございました。


完。