宇奈月ブログ

人生の旅人

バグが招いた悲劇:えん罪事件の真相と親会社の責任




大規模な「えん罪事件」
この事件は1999年にイギリスで
発端であった。

当時の郵便事業の歴史的な
成り立ちの中で電子帳簿や、
システムに切り替わる時期で
あった。

郵便事業の電子化を推進する
国内では機運が高まっていった。
事業でのシステム導入は、時代の
流れであったよう。

ここに、富士通のシステムが
適当なシステムと導入に至った。
このシステムは会計系のシステムで
会計名「ホライゾン」と言う
システムで、富士通の子会社
富士通サービシーズ」が
開発して運用サービスを提供した
のである。

当時はそのシステムには
「バグ」が有ったが、
えん罪の事件に発展するとは、
郵便局員には想像もできな
かったようだった。

運用当時からシステムの異常だと
感じた人がいて、少しずつ
個人的には知られるうように
なってはいたが、知られたと
しても問題にはならなかった。

そこには郵便事業の総裁
(最高責任者)のたび
重なる拒否が有ったと
言われている。

驚くことに―――英国民、
議会、裁判所などの圧力で
最近、富士通執行役員
でもあるCEOの責任者が
証言したのだが

――このシステムのの処理する
中身には「バグ」が入っていた
ことが判り、(知らなかったという
記事もある)このシステム
運用時には、―郵便側に伝えて
あったかどうか判らないが
――「バグ」を富士通側では知って
いたという衝撃的な証言を行った
のである。

郵便局の窓口業務で
記録する側とシステム内部を通って、
表示される記録が不一致で、
システムの中の表示残高
よりも入力簿価の現金が
少ないことによる
不一致で表記されていた
という。

金銭記録不一致にり、
窓口業務の郵便局長が
差額などの横領などの罪で
700人以上が返済、や投獄、
もっと非残な自殺事件に
追い込まれたのである。

今後、富士通側は同義的な責任を
感じて、多くの被害者に救済的な
金銭賠償をすると言うが、
裁判所の判決によれば一人当たり
の保証は1億100万円と判決がで
ている。他方で個人補償の裁判の
道も開けている。

この事件、日本では
考えられない事件だが、
学ぶことも多いい。

そのあたりをまた、めぐって
みたい気がする。




ありがとうございました。


完。