澄み渡るという言葉の一番似合う時期は
私は、冬だと思う。
煌々と冴えわたるの夜空にダイヤをばらまいた
ような星の中で、満月が氷のように冷たく
だまって無表情に輝いているそんな風景―――。
オリオン座、おおいぬ座、小犬座
の見える夜。
私は夏、冬はときどき、居間の窓カーテンを
開き切って夜空を見る時がある。
明かりを消して、――――。
そして、この季節ぴったりとした感性も冴える
静まった深夜、静かな曲をお供に
決まって聞くのは「冬の星座」
~● 冬の星座 ●~
歌手:白鳥英美子
作詞:William Shakespeare Hays.
日本語約:堀内敬三
作曲:William Shakespeare Hays.
(歌1)
木枯らしとだえて
さゆる空より
地上に降りしく
奇しき光よ
ものみないこえる
しじまの中に
きらめき揺れつつ
星座はめぐる
(歌2)
ほのぼの明りて
流るる銀河
オリオン舞たち
スバルはさざめく
無窮を指さす
北斗の針と
きらめき揺れつつ
星座はめぐる
過ぎた煩悩をリセットするのにいい。
お付き合い
ありがとうございました。
完。