昨日のことである。
自動車修理が出来上がったと電話が
あった。
約束の時間より早く出来上がったので、
そちらの予定で、いつでも引き取りに
来てもらえれば、準備していますからと
言う。よく透るきれいな声の事務員の
こえであった。
これから参ります。
ではお待ちしています。
詳細はその時に説明させてただきます。
で電話は切れた。
修理車を納車したのは、金曜日。
あっ、もうできたのだと、心の中で
予定より早く出来上がったあので
嬉しくなる。
家を出る。
15時過ぎだった。
今にも付近では雨が降りそうな天気に
変わっていた。
風は全くないが、むしろ感覚的に大降りに
なりそうなきがした。
ふと見る東の連山では、うっすらと綿菓子の
伸ばした状態の雲の帽子をかぶり、
まだ明るい青空が千切れ雲の間から
覗いていた。
不思議に雲が少しづつ、
移動しているようだった。
* *****
電話での伝をを受けて、20分ごろ家を出る。
田舎とはいえ、立派なイチョウの街路樹
がある。11月すでに「木枯らし1号」は
吹いたとの情報があり、街路樹の周りには
イチョウの葉が舞い落ちて、一帯を無造作に
飾りつける。
またこれが風物詩でもあり、決して
悪い事ではないが毎年この循環が続くのである。
信号待ちをしているところに
銀杏の木があり銀杏の実がおちていた。
遊び心で、帰りは自動車で拾えないから
と、工場に行きながら、ひろってかえった。
小袋一杯が、たまる間に晴れやかな遊びの
会話がひろがった。
「そうだね。」の言葉に一体感を感じながら
品何を探す。
そしてやがて工場に到着。
・エンジン付近の回転軸の不良
での音の修理
・オイル漏れの修理
だけで済んだという。
支払いを済ませて、家路に急いだ。
幸運にも
雨はとうとう合わなかった。
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銀杏は、においのきつい外皮を
取る作業をした。
右:癖のある表皮
左;銀杏
右粒は銀杏の実(現姿)
料理にりにーーーーー
と問えば
銀杏ご飯などーー
ありがとうございました。
完。