宇奈月ブログ

人生の旅人

通信カラオケ3回目の会

集会所に通信カラオケが導入されてから3回目の
歌好きの仲間が集まった。

過ってはカラオケによく通う仲間も
加わるなど10人前後が集まった。

仲間にはいろいろな得意とする歌を持っていて
ド演歌の好きな人、歌謡曲の好きな人などや
なんでも歌う器用な仲間もいる。

通信カラオケになってから、歌える歌の幅が
広がり、大いに楽しがっている人がふえた。

そうすると、新曲の披露したいと思うのが
人の常、ひと月でマスターする人も出てきて
聞き手に回るのも、楽しさが増してくる。

私のその一人として、演歌6、歌謡曲4の割合で
楽しんでいる。

中に香西かおりのめちゃめちゃのフアンが居て
ほとんど、この曲で会を通してしまう。

また、歌がうまく、強弱をつけての息の配分が
とびぬけてうまい。

どこか習いにでも言っているような勘ぐりを
入れたくなるうまさだ。

そのひとの持ち歌に
香西かおりの「酒の河」
がある。
.
女歌だが、心に迫る歌詞
だと思う。

●〽 酒の河 ●〽

www.youtube.com




歌手:香西かおり
作詞:たきのえいじ
作曲:あらい玉英


1番〽
いくら好きでも 渡れない
運命(さだめ)という名のこの川は
恋しいよ 恋しいよ  その胸が
増して雨降る  こんな夜は
想い出ばかり  後を引く
渡る 渡れぬ  酒の河

2番〽
後ろ姿の しあわせを
残してあなたは かくれんぼ
淋しいよ 淋しいよ くちびるが
未練心が また いたむ
あの日に返る  船もなく
わたる 渡れぬ 酒の河

3番〽
柱時計の  刻む音
今夜もお酒と二人ずれ
恋しいよ 恋しいよ その胸が
せめて逢いたい もう一度
暦もやがて   二回り
渡る 渡れぬ  酒の河
(了)


歌う仲間の歌声もいい。
それに劣らず、このなかの歌詞がいい。

一途な恋慕を、ひっしにこらえる
その光景が浮かんでくる。
いっそのこと、恋慕の河を
渡ったら事は変わったろうに。
そんな出しゃばりの心境になる。


3番の 歌詞の中で
「暦はやがて二回り」
の表現が特に気に入っている。
遠回しに
「年はやがて2年を迎える」
のを表現しているのだろう。
好きな表現である。

私にはできない表現である。

歌の語句の5句、7句の韻を
巧に配置して、リズミカルに
感情の起伏を表現されている。

歌に引き込まれると
何とかしたい共感の心が
ひろがっていく私である。

そうした思いを抱かせる
演歌は私の楽しみでもあり
私はすきである。


ありがとうございました。


完。