昼食の前、空腹な時に、胸やけが
始まり、酸っぱい黄水(きみず)が
食道の上まで、突き上げてきた。
5月13日だった。
慌てて、個人医院に駆け込んで、
その経緯を話した。問診の後
レントーゲン、CT を撮影して
30分後診断が始まった。
医院の見立てでは、胃の入り口の
炎症、と逆流性食道炎の
見立てだった。一部食道が
胃液のために「胃」
に変化している場合がある。
だが詳しい、胃の腫れ状態の
細かい判断はは、胃カメラで
診断をさらに加えた方がより
良いとの結論で
あった。
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そして5月23日に
「今日6日、大阪市の
総合医療センターで総合診断で
上部内視鏡検査(胃カメラ)
を行う」
通知が届いていた。
今日朝
家を出かけて、病院到着は
8時45分。
受付え保健所の確認を終わり
すぐに2階の担当受付で、チェックを
受けて順番を待つ。
看護婦さんの誘導で、
①名前の確認
②IDカードと提出書類
との確認
③ロッカーに私物をしまう。
④時間までに付近で待機。
が終わりいよいよ
⑤看護婦さんが「麻酔で
うがいをしてください」
とせかされてうがいをする。
椅子に座って、
胃カメラをする準備ができた。
すぐに主任医師が見えて
自己紹介。
医師:
担当の医師になりました00です。
よろしくお願いしますね。
あっ、女医さんだ。
よろしくお願いします。と
事務的な挨拶をする。
案内されて、左横を向いて
横になると、 マウスピースを
咥えることをすすめられて、
その他、準備完了。
カメラ技師:では始めます。
と
スコープを入れると、
のどを過ぎるとき
なんとも言えず、気持ちが悪い、
麻酔が効いていても、スコープの
触感が判る。
虫が這うような気分、思わず
吐き気をもようす。
3~4回
「えずく」。
女医さん:
楽にして。力抜いて。
と 優しく背中をさする。
暫くすると、胃のなかで動いている
カメラが感覚で解る。
胃を膨らせて撮影で送られた空気が
風船から漏れ出る様に
「わおっ」と
時々口から洩れる。
淡々と無言のまま時は過ぎる。
なんとなく食道付近がつつかれる
気がする。
15分程度経過したころ
検査技師:
終わりましたよ。
はっきりとした口調で私にか
女医さんか分からないが、告げる。
後仕舞いが済みホッとした気持ち。
一階の19診察室で、診断説明が
1時間後にありますからそちらでお
待ちください。お大事に。
とにごやかな笑顔で看護婦さんより
話を聴く。
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1時間後19診察室の●●先生に
呼ばれての診察。
開口一番
逆流性食道炎も初期なので、薬、
で胃酸分抑制剤で十分治療ができるので
過度の心配はいりません
と言われて、
また薬治療で対応できるとの
判断でした。
常識的な結末。
だけど、安心のお墨付きを得た
気分は この上ない力になった。
ありがとうございました。
完。