今日は、ほんとに久ぶりに、車で
気の向くまま出かけた。
ガソ欠で不安にならないように
給油をしにスタンドに向かう。
満タンに給油したがリッター155円だった。
前の給油の146円の値段が
上がっていた。
雨が今にも降りそうな曇天の中、
昼前のちょっとした空白の時間帯だった。
目的を持たず、思うが儘に運転をした。
こんなに運転を何十年ぶりにしただろうか。
考えてみた。 はるか昔だったような、
そうだったように思う。
都会のうるさい雑踏の中、進みたい道を
思うように進めないもどかしさ。
一人運転は、つい性格の一部が
でているような気になる。
ふいに横を横切って客を拾うタクシー。
ふいに予期しない車線変更禁止の中央の
橙色の線。
近くでサイレンを聞かされ はっと
アクセルの力を緩めるよう反応する。
携帯のユーチュブの選局をこうへいさんの
曲を無造作に選んで聞いてみた。
デュエット曲が流れてきた。
こうへいさんと由紀乃さんだった。
居酒屋、都会の天使たちだった。
帰り着いたら2時移程経つていた。
慣れない運転で、疲れが背中にひろがった。
●〽 居酒屋 ●〽―――1曲目
歌手:木の実ナナ&五木ひろし
福田こうへい & 市川由紀乃(カバー)
作詞:阿久 悠
作曲:大野克夫
もしも嫌いでなかったら
男:何か一杯飲んでくれ
女:そうねダブルボバーボンを
遠慮しないでいただくわ
男:名前を聞くほど野暮じゃない
まして身の上話など
女そうよたまたま座っただけだもの
男女:絵もない花もない歌もない
そんな居酒屋で
(以下略)
●〽都会の天使たち●〽―――2曲目
歌手: 堀内孝雄&桂銀淑
福田こうへい&一市川由紀乃(カバー)
この都会(まち)に眠りの天使たちが
遊びに疲れて夜を運ぶ
悲しみのベッドで瞳(め)を閉じれば
幼い昔へ誰でも帰れる
せめて愛する人が隣にいたら
夢の中まで連れていけるはず
生きていることさえも切ないなら
泣いていいから
心を抱きしめて
ひとり抱きしめて
(以下略)
お二人とも、輝かしい経歴をおもちで、
日本でコード大賞最優秀歌唱賞に
輝かれています。
2019年には市川由紀乃さん
2020年には福田こうへいさん
ピッタリの呼吸 もうし分ありません。
この二人デュエットはこれだけでは
ありません、
「麦畑」が、東北弁(?)で、歌で
牧歌的な雰囲気
で和ましてくれました。
帰ってから改めて歌を聞きました。
ありがとうございました。
完。