千曲氾濫原因
19号の河川の氾濫により全国の
1級河川の氾濫が起きました。
国土交通省の管轄河川です。
重ねて被害に、また新しく被害を受けた方
お見舞い申します。
お亡くなりになられた方、のご遺族の方
愁傷様です。
千曲川の氾濫に一役買っていた
のが「河川の狭窄(川幅が徐々に狭まる、
または 急に狭まる)」と言う地形
の状態を言います。
またその狭窄現象で
急に狭まる、この現象を抱えた河川は
1, 2級河川を選ばず、いたるところに
存在してまいす。
いつもの生活の中では、
また通常の雨では、その怖さは全然
かんじられません。
しかし今回
豪雨により氾濫が、「千曲川」で起
こりましたのは、地形にあり、
そもそもこの地形は、川幅が歪で、
民放テレビの地形の説明によれば、
厳密にいえば、
敷地を挟んだ2つの川
があり(幅1050m)、
合流して一体になり、数百メートル
下流で狭窄(先細り)の川(200m)
になったそうです。
千曲川の上流水は広く(1020m)で、
河川狭窄が起こっているところでは、
その部分では明らかに下流の流れは
上流の水量を受けきれず、水は上昇して
堤防が水につかり(冠水)さらに越水現象が起こり、
住宅地に流れ込んで浸水したのでしょう。
これと並行して狭窄地に流れこんだ
水流分には逆向き水流が起こり
(上流に向かって流れる)ここで衝突して
圧力、渦が生じます。
これが結構大きな
動的水圧力になって浸水に関係
したのでしょう。
結果的には、上流で予想しがたい
大雨の影響で水嵩が予想以上に
なったからと思います。
写真は民放からお借りしました 。
お付き合いありがとうございました。
完。