(写真は民放より 出典)
今回は、福田こうへいさんの
「天竜流し」を聞かないと、と思い
視聴しました。
一言、 「さすが!!」ですね。
出だしからこの歌には圧倒されます。彼のあの高音の
声が、滑らかに水となって、
天竜川をくだり始めます。
滑り出すようにーーーー。
「天竜流し」の歌は、彼のオリジナルで、どなたが将来
歌われるかが、興味があるところであります。
(^^♪)
雨のしずくが 雨になり
惚れたお前ゃよヨー 済まないけれど
暴れ天竜 波まかせ ヨイショ
筏流しにゃヨー おなごは乗せぬ
(1番)
こうへいさん歌います。
この歌は、歌謡曲ですが、
民謡の心を残しこうへいさんの
民謡歌手とした基本声法を、
歌謡曲の滑らかな、水の流れのような曲にして
組み込んでいているように感じます。
高いところから下流の流れる水流を表している
のでしょうか。
そには、やはり「南部蝉しぐれ」
でタッグ
を組んだ「こうへい」さんを
知り尽くした「四方章人」さん
だからでしょう。
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「南部蝉しぐれ」
メロディがエンドレスで耳に残ります。
聴くだけで気持ちが気持ちが豊かになります。
●●一口 メモ●●
①とうとうと流れる
あの最上川に匹敵する、また屈指は急流河川は
国の一級河川として扱われています。
そして、暮らしにも深くかかわるこの川には
天竜川にまつわる短歌がありますね。
●斎藤茂吉
短歌:天竜を 漕ぎ下りゆく 船ありて
淀行きしかば 水の香ぞする
●水原秋櫻子
俳句:浅櫻揺らぎ天竜ながれたり
(出典:和歌と俳句より)
②また、そのいかだ流し「信州飯田 天竜夫な下り」は
あまりにも有名です。
その圧がままの天竜流しの心を歌い上げています。
ありとうございました。
200710
完