宇奈月ブログ

人生の旅人

歌:「天竜流し」、福田こうへいさん歌う。

f:id:opop7976:20200711000306j:plain
(写真は民放より 出典)

今回は、福田こうへいさんの

天竜流し」を聞かないと、と思い

視聴しました。

一言、  「さすが!!」ですね。

出だしからこの歌には圧倒されます。彼のあの高音の

声が、滑らかに水となって、

天竜川をくだり始めます。


滑り出すようにーーーー。

天竜流し」の歌は、彼のオリジナルで、どなたが将来
歌われるかが、興味があるところであります。



歌 :福田こうへい
作詞:万城たかし
作曲:四方章人

(^^♪)
雨のしずくが 雨になり

やがて遠州  駿河湾

惚れたお前ゃよヨー 済まないけれど

暴れ天竜 波まかせ  ヨイショ

筏流しにゃヨー  おなごは乗せぬ

(1番)

こうへいさん歌います。

www.youtube.com

この歌は、歌謡曲ですが、 
民謡の心を残しこうへいさんの
民謡歌手とした基本声法を、

謡曲の滑らかな、水の流れのような曲にして
組み込んでいているように感じます。

音階の変化はこの天竜川の
大きな岩礁をイメージ。

高いところから下流の流れる水流を表している
のでしょうか。

そには、やはり「南部蝉しぐれ

でタッグ
を組んだ「こうへい」さんを
知り尽くした「四方章人」さん
だからでしょう。


www.youtube.com
「南部蝉しぐれ


メロディがエンドレスで耳に残ります。
聴くだけで気持ちが気持ちが豊かになります。


●●一口 メモ●●

①とうとうと流れる
あの最上川に匹敵する、また屈指は急流河川は
国の一級河川として扱われています。

そして、暮らしにも深くかかわるこの川には
天竜川にまつわる短歌がありますね。



斎藤茂吉
短歌:天竜を 漕ぎ下りゆく 船ありて
   淀行きしかば 水の香ぞする


●水原秋櫻子
俳句:浅櫻揺らぎ天竜ながれたり
(出典:和歌と俳句より


②また、そのいかだ流し「信州飯田 天竜夫な下り」
あまりにも有名です。

その圧がままの天竜流しの心を歌い上げています。



ありとうございました。



200710