宇奈月ブログ

人生の旅人

秋と千曲川と島崎藤村と私

秋と千曲川島崎藤村とと私

季節の中で一番好きなのは何時ですか?。
いきなり聞かれると、
なかなか言えないものです。

そしてやがて答えます。

多くの人は「春」を。
その次には
「秋」で、続いて
「夏」、最後に「冬」と、
私は秋党。

やはり「選べない」人も
そこそこおられるのです。

答えに踏ん切りがつかないのです。

四季を愛でる環境など様々なことが
ぐるぐる頭に回り、
なかなかすぐに答えにつまる人も、
かなりおられるでしょう。

この感覚は年を経ると変わります。
季節の志向も年齢とを重ねると、
食べ物の志向が、濃厚な食事から
淡泊傾向の食事に好みが移る
傾向となるように、
「季節の好き度合い」は一生同じ
とは言えませんから、
年齢とともに好きな志向も無意識な
うちに移っていきます。
私は、断然「秋」党です。
秋は旅行シーズン。でも東北は今大変なことになっています。
千曲川の災害が、連日放映されていま
す。暗い印象がけが、駆け巡っています。
千曲川」が度々話題になっています。
文学的に「千曲川」と聞けば、

真っ先に「島崎藤村」が浮かびます。
島崎藤村といえば、「夜明け前」
の作品がありますがですが、

私は1901年に作詞された「ヤシの実」
の 詩で、
片田舎から、都市に出て働こうとする
私の勇気を後押ししてくれた。詩です。

また、高校の試験で、
どの位置か忘れましたが、文章を伏せて、
書かせる問題が出たのですが、

あまりいい成績でなかったので
かすかな苦い思い出として、記憶に
残っています.



※ 以下ヤシの実の詩を載せます

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』



「椰子の実」

名も知らぬ遠き島より 流れ寄る椰子の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を離れて 汝(なれ)はそも波に幾月
旧(もと)の木は生(お)いや茂れる 枝はなお影をやなせる
 我もまた渚を枕 孤身(ひとりみ)の 浮寝の旅ぞ
実をとりて胸にあつれば 新たなり流離の憂
 海の日の沈むを見れば 激(たぎ)り落つ異郷の涙
思いやる八重の汐々 いずれの日にか故国(くに)に帰らん



お付き合いありがとうございました