宇奈月ブログ

人生の旅人

免疫細胞の働きを解明:ノーベル生理学・医学賞受賞の喜び

10月6日、日本人として坂口志文
(さかぐち・しもん)大阪大学
特任教授が、(他国の受賞者3名と)

ノーベル生理学・医学賞
受賞しました。
心より誠におめでとうございます。

この日は、日本では、「中秋の名月」に
当たり、国の祝日ではありませんが、
国民の間では、お祝いしていました。
そんな中、うれしい誉れ或る賞に受賞が
伝わってきたのです。

生理学・医学賞の受賞理由は、「抹消免
疫寛容」と言う難しい言葉で表させる
研究の成果がその受賞対象になったのだと
言うことらしいです。

人類の身体には、外敵(細菌)の侵入、
攻撃を守る血液のなかの白血球が担当します。
人の長い人生の中で時として、この免疫細胞が、
とつぜん自己の細胞を攻撃する時が有ります。
そんな時は、様々な病の兆候が出たり、
罹病に掛かることが有ります。
この「制御性T細胞」は、1995年には
その証拠となる分子マーカー「D25」を
初めて発見して、免疫学的に
証明されました。
時を経てさらにはマウスを使った
実験では、マウスから胸線を全適して
他のマウスからT細胞を注入して
暴走を抑える働きをする細胞である
「制御性T 細胞」が存在する事を
実証しました。

身近なところで、一番気に懸かる
「花粉症」などは、この
「制御性T細胞」の働きを
コントロール出来ればと
良報だと思いますが。

また、親族に膠原病の患者がいます。
すでに発症してから4年になります。
早く開発の薬ができて
ほしいものです。




ありがとうございました。


完。