いま、訪日した者の免税店での
買い物での運用が、政府の思惑通りに
運用されていないことが、検査院の
追跡調査で分かってきました。
そして、来訪者の来日の増加によって、
その消費税の回収に支障が出ている
ことも判って来ました。
来訪者が日本の免税店で買い物をしたら
消費税の免税が有ります。客はその消費税を
含まない金額を免税店で受け取ります。
当然その取引は、免税店を通して関税側に
報告されて、消費税は税関で調書または、
伝票で判ることになります。
観光客の出国時時は、免税品を持って、
またはそれに準じた方法で出国する
ルールになっています。
ところが、その免税店で買って、国内で
買い受けた品物を売りさばいて、帰国時に
すぐに帰国するケースが後を絶たないことが
浮かびあがってきました。
免税制度を使い1億円以上の購入者を
調べて結果、56人の内55人が
出国時に手元に免税品がなく持ちだした
跡もなく、税関に立ち寄らずにすりぬけて、
帰国していたことが判明したのです。
55人の訪日客の消費税の未納税額は、
18億5千万円に上がったと言うことです。
この教訓から政府は、
免税店は、売買品の値段は、税込みの
値段に改めて、出国時には、免税店での
購入物品と税関の購入記録とを照合して、
クレカ、電子マネーやとキャッシュレスで、
消費税相当分変換する方法に替えることを
検討しています。
① 今まで相当な税金の未納金はどのくらいに
なっているのでしょうか。知りたいものです。
② 出国の訪日者の束縛は、難しいかも。
③ このグレーな制度を利用する事は
何時頃から。
④ 結局、制度が有れど不完全な制度でした。
(参考:JIJI.COM
2024年08月13日08時33分配信)
ありがとうございました。
完。