宇奈月ブログ

人生の旅人

自然を残す遊歩道で一時を過ごす。

秋の半ばが過ぎようしている。
暦は晩秋に差し掛かって、冬の
訪れを見れるはずなのだが、
実際の気候はまだ依然と終夏が
抜けないよう見える。

夏の気温の余韻が消えないこの時期、
空はまだ青空の中に夏を想像する
気温が高い。15日を過ぎるころは
秋となっているのを願う。

家の近くの公園を通り抜けて少し離れた
遊歩道に立ち寄つた。



朝雨が降ったらしく足元の窪みに
微かにその残りが有って、通しすぎるの
に従い、日差しをうけてキラリと
光っていた。

不思議に灌木が歩道に植えられて
足元には落ち葉が少しずつ散り始め、
るのだが、落ち葉の気配がない。

管理人が付いているのかもしれない。

緑色を保っている木々だが、その
鮮やかさは6月頃と比べると確か
薄れたように見える木が増え
てきた。

木々は、季節の移ろいを見守って
いるようで、冬の訪れを告げるように、
少しだけ黄色く色づいた葉も
目に入る。

この遊歩道を進むうちに、気持ちが
和らぐ。
私のは気付かないが、何かしら空気が
変化を内面に与えているかもしれない。
いや促しているのかもしれない。

この遊歩道では良く立ち寄る昔からの
場所だが、何かを決めるときには
散策する場所となる大切な所にも
なっている。

この雰囲気に包まれると物事の
綾が整理されていくような
感覚になるのが有りがたい
のである。


春先からは草花、灌木の乱舞も
見られて、散歩としての
憩いになっている。


ありがとうございました。


完。