「無法松の一生」を歌う彼の立ち姿。
小兵と言えども、山椒は小粒でも
ピリリと辛い。
舞台で大きく見えまです。
そして、袴姿がいい
さすがに昔は呉服屋で修行したことは
みなも知るところ。
歌好し、顔良し、そして細身の現代風の
羽織はかまがよく似合う。
「着流し」で歌っている別の歌のように
着流した艶はありませんが、
きっぱりと、
メリハリのついたこの歌に羽織袴での
立ち役もいいものです。
高い音階にさらにはあの民謡で
鍛えたこぶしが、心地よく和の世界に
引き込んでいき、フアンであれば
よかったとおもうのです。
定評がある民謡を歌えば
その、まっすぐに伸び進む声は
聴き入る皆の衆を虜にします。
〽●無法松の一生●〽
歌手:村田英雄(元歌)
福田こうへい
作詞:吉野夫二郎
作曲:古賀政男
ここらうまれで 玄海育
口も荒いが 気も荒い
無法一代 涙を捨てて
読経千両で 生きる身の
男一代 無法松
(以下略)
あの丁寧な礼儀、
振舞いのどなたにも
礼儀正しく深々と、挨拶をする
彼のう振舞いをする、のは
昨日今日でできるものでは
ありませんよね。
好感は、こんな歌以外でも
感じます。
有難うございました。
完。