宇奈月ブログ

人生の旅人

注文の品が届いた。(その1)

一昨日(5日)のことです。

読みかけの本に付箋を入れて、

小説の一部をそのままに、
ふと目を窓越しに外を見た。

日はすでに落ちていて
隣家の雨戸が閉まる音が
聞こえてきた。

塾帰りの生徒が小走りに家路に
急ぐ姿か、少し前かがみで
歩いていた。

立ち上がって玄関の扉を開けて、
夕刊を取りに行き、郵便受けの中を
かき回して郵便物、新聞をつかんで
その足で、玄関にはいった。。

玄関のカマチをまたぐ間もなく
チャイムがなった。

はて、誰からだろう。今頃。
約束がないのにとおもいつつ
半開きの玄関から庭を覗くと
いつも見慣れた人影があり
同時に目があった。

「お届け物です」
宅急便のお兄ちゃん。

「ハンコだね。サインでいいかね」

「結構です」と。
そそくさと、サインをシテ受け取った。

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3日に注文していたものであった。
生蟹の包みであった。


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今年の締めに又
コロナでろくに旅行にいかないので
せめて、冬の季節でも味合おうと
注文したものだった。


夕飯を済ませたので明日料理を
味合うことにした。





ありがとうございました。



次に続きます。



完。