サツマイノを主役としたならば
成長の舞台には必ずわきやくと言うのが居てる
脇役として、何があるのかと思って
しまうのだが、確かにそれは存在した。
「能」に例えたら
「能」の舞台では、主役をシテと呼ぶが、
必ず「ワキ」がいる。
それに準えるとワキは「蔓」を指す。
成長にはこの両輪がなければ成立はない。
今回はその「わき」を料理の舞台に
「シテ」として、搭乗してもらった。
摂る葉その性質上、硬い皮に包まれているから
その処理をした。
そして、「オキアミ」を加えて、もう一度
炒めれば 香り高い 「佃煮」となるのである。
そのうまさは、
素の歯ごたえは、蕗のシャキシャキ完に勝り
その味は、蕗にも摩擦とも劣らない味。
茶ずけの肴。 熱々にご飯にまぶすのもよし
素うどんに絡めてて食べるのもよし。
作り方の工夫次第です。
このサツマイモ蔓
蔓の皮をむく。時間かかるよ。
綺麗に洗い、水切り。
オキアミ:これ、ポイントでした。小エビでもよい
初めは茎だけで炒め、頃合いでオキアミを加える
茎束に
オキアミを加えて
①味醤油
②味の素
③コショウ
④こんぶ茶
で味付けして仕上げた。
決してシテにはなれないが、
ワキもいいもんです。
ありがとうございました。
完。