宇奈月ブログ

人生の旅人

木槿(むくげ)と日常と。

朝方から曇りは、昼に掛かるころには
雨模様となった。

道行く人もまばらで、11時だ
というのに朝から車が2~3台
通り過ぎたぐらいである。

いつもは土曜日あたりには、
回収車の甲高い拡声器による
事務的な古紙や廃棄物勧誘が
聞こえるはずが、今日は
聞こえてこない。

先ほどから聞こえていた、
雀の鳴き声が増えたように
聞こえた。

窓越しに、ふと見ると
今年誕生したような
小雀が、朝置いたご飯粒を
二羽でつついていた。

だが、
雨脚が早くなると、庭から
消えていった。

庭に放置した自転車を雨から
取り入れようと庭先に出る。

塀の垣根沿いの一部に
咲いている木槿があるのを
自転車を引き込みながら
みあげる。

どんよりとした曇り空に中でも
木槿の花は、今日も咲き開いて
いて、濃緑の椿の葉にまじった
純白の花弁に朱色の芯が映えていて
みずみずしい。

22日のブログで書いているが、
おばあさんにこの花を上げるまでは
今が盛りの存在を忘れていた。

気づかされるまでは、わすれて
いたが

このつゆ時期に咲いていて、
アジサイの花にはかなわないが、
小灌木の形から塀の代わりや
塀を彩る材料として適している。

いつも思うんだが、
木槿(むくげ)」と「芙蓉(ふよう)」
花を見ただけではわかりにくい。
そこで、どこで見分けるコツが
あるようです。



木槿、芙蓉判別時の特徴 ●

①開花時期 
  木槿――今6月半ばごろから。
梅雨時期に咲く。
  芙蓉――おおむね7月にはいってから

②雄蕊の形
  木槿――まっすぐ
  芙蓉――おおむね少しねじれている、

③葉の形状
  木槿――葉がおおむね小さい。
      葉端がギザついている。
       
       ※菊の葉に似ている。
     
  芙蓉――木槿に比べて大きい。
      見比べるとすぐ分かる。
      ※紅葉の葉に似ている。

④葉の色
  木槿――濃緑色
  芙蓉――明緑色

散策するとき、参考になれば
思います。



ありがとうございました。


完。