宇奈月ブログ

人生の旅人

おばあさんとの会話で、思い出した「木槿(むくげ)の花」。

朝からどんよりとした曇り。
時間も何の変化なしに過ぎ去っていく。
時が過ぎ、4時過ぎだった。


突然チャイムが鳴った。
チャイム越しに映像を見ると
わが宅の群れの端に住む知り合いの
おばあさんが写ていた。

すかさず。「ハイ」という。
返事がない。

耳が悪いと聞いていたから
今の薄着の体に洋服を着て玄関に出た。

早速、目が合うと

おばあさん:
「実はね。お宅の過度の塀に
 「木槿」の花がきれいで、
 挿し木したいので
 わけてくれない?」
 
にごやかに笑う。

自分:
 「どうぞ、どうぞ。
 ほったらかしだから、
 良い苗になる木があれば、
 いくらでも。」
 
 と、 

安心した表情 で笑顔をくれる。

おばあさん: 
「その代わりでは、なんだけど、」

と、菓子風の手みあげを差し出した。




せっかくの気持つだから、ありがたく
受け取ることに。

木槿」の花は、庭からは見えない。
道路から塀ごしに見えるだけであった。
道路に出て意識的に見て初めて
塀越しに見える位置に咲いていた。

毎年きれいな花を咲かしていたのに
花と違い、肥料のいらない低木なので
そんな芙蓉の花だからすっかり忘れていた。


今年の花



清楚で涼しい


opop7976.hatenablog.com



opop7976.hatenablog.com



opop7976.hatenablog.com


掘っていた自分に少し後悔.。
悪い事してたな、とポツリ。

木槿の花」も幼少の思い出が
にわかに浮かんできた。
これをきっかけにまた、目をかけて
いこうと思った。

※芙蓉は、葉の広がりがモミジの葉のように大きい。
木槿の葉は、一回り小さく細長く、葉端がギザついている。
よく間違える
私も過去のブログで間違えていて、訂正した。