昨日から一転して雨。
朝からの雨。
それも、重たい雨。
が降る。
まだ4月なのに
間違って
梅雨がいっぺん来たような雨。
朝8時から続いた雨。
しばらくーーーして
と言っても10分ほど続いただろうか。
大きな水たまりを土に残して
雨脚は、忙しく引いていった。
そして霧雨に変わる。
塞ぎこんだ気がはれる。
どうにか、
ふさぎこんだ気持ちが少し晴れる。
ゆっくりとカップにコーヒーを入れて、
何時もの仕草で、食膳に座る。
隣で、家内がテレビ音を小さくして
見ているのをチラッと見ながら
朝食をとる。
背中の窓を開けると、冷たい空気が
入り込む。
肌で、感じながら新聞を広げる。
雨のまつわる記事を探したが、
見当たらないので、
携帯で雨の歌を探す。
見つけた。
「四月も雨」今にピッタリの歌。
引き込もまれる様に視聴。
そこには、若い女性の歌があった。
Feeling4月にピッタリの歌。
そこにあった。
〽● 4月の歌 ●〽
https://www.youtube.com/watch?v=jY6IR96QEV0
遠くまで届いているだろうか
時々不安になるけれど
あの日めくったページの先には
あふれる程書き殴った想い
こぼれそうな涙の奥の潜む意味に
気が付けなかった
何年も何年も前の遠い昔が
今でも昨日の事のよう
4月の雨
ゆっくり肌を濡らす知らせ
あなたもどこかで同じ時を
生きている
二人だけで決めた約束に
永遠の秘密を交わした
あの日から繰り返し必ず
窓の外はもう朝が来ている
(了)
ありがとうございました。
完。