宇奈月ブログ

人生の旅人

ハリウッド映画に思う

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2022年3月27日
第94回アカデミー受賞式が
米国ロサンゼルスの会場、
ドルビー・シアタ―でおこなわれた。

日本からの参加作品「ドライブ・
マイ・カー」が
国際長編映画賞にかがやいた。

おくりびと」に次ぐ日本映画界の
名誉となった。

このアカデミーの会場で、前代未聞の
不名誉と言えるであろう事件がおこった。

いきさつを簡単に書けばこうである。

アカデミー賞の司会者、コメディアン
クリス・ロック氏は
スミス氏の妻、ジェオダ・ピンケットさんを
からかうような表現をコメント
して、ウイル・スミスさん
に殴打されたのである。

司会者クリス氏が
コメディアン上りで、ウイル
氏の妻の髪型について発言を
したことが発端であった。

ただ、司会者が自分が
コメディアンだからこのくらいな方言は
許されていいかもと思ったかは
定かではない。

司会者の発言に、ウイル氏は
一瞬にごやかに笑みをうかべていたが、
やおら司会場に通ずる花道を進み
右手で、司会者クリス氏を殴打、
その音が響きわたった。

余りの突然のできごとに、
静まり返ったということである。


その直後、主演男優賞が
このウイル氏に決定。

その後では、壇上から涙ながらに主演
男優賞の謝辞と司会者の殴打謝罪を
したのだが、

授賞式を主宰する米映画アカデミーは
28日にウイル氏を非難して調査を
おこなうとした。

同じ日には加害者のインスタの
アカウントで受難者クリス氏(=司会者)
に対してお詫びのメッセ-ジを送っている。

世間では、その一連の出来事に対して、
メッセージ上では
「ウィル・スミスはわるくないやろ」
「もっと好きになった。」
と肯定的なコメントがある反面、
「侮辱されたからと言って殴るのは悪い」
「言論で言えばよいのに」
等と分かれていた。
さらには、
「両社両成敗」のコメントもちらほらあった
という。

この事件で今まで忘れていた映画の言葉に
久しぶりにひきもどされた。

映画を見なくなって、かれこれ10年になる。

私にとっては、
遠い昔では、映画は娯楽でありながら、また
いろいろな異国を知るためのバイブルで
もありました。

ジョン・ウェインを通して、西部劇を知り、

誰がために鐘は鳴る」を見ては、外人部隊と言う
兵隊がいることも知りました。

今では当たり前な「ベッド」はすでに
1600年前の天平勝宝8年聖武天皇が使用していて、
いました(Sleepedia.jp-2020・10・22公開日より)
が、夫婦が一つの布団で就寝する習慣は日本には
ありませんでしたが、米国映画等の映像で
しりました。

例を挙げればきりがありません。

私はこの映画を見ながら異国の
文化を知りました。




ありがとうございました。



完。