今日も私の穏やか日常の営みが
はまろうとしていた。
空を見上げれば、
曇りがちのきれぎれと集まる雲の隙間が
ゆっくりと西に流れていく。
真夏のネルギッシュな力はないけれど、
ゆっくりと流れる雲の合間で隙間から
暖かくやわらかに感じるお日さんが
顔を出したり隠れたりして暖かさを
運んでくる。
東の連山の連なりには、いつもより
晴れていて、その付近だけが晴れ渡り、
はっきりと見える。
そしてその稜線を庭にたたずみながら、
目で追おうと、山の高低に合わせて
今まで感じたことのないメロディーような
らしきものをハミングしたくなってきた。
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バヴァロティの「my way」を視聴しました。
これこそ人生の羅針盤としてもいい曲の一つ。
またバヴァロッティ、彼の「myWay」を身をもって
示したと言えるでしょう。
聴けば聞くほど、あの圧倒的な力強い
声は、美しさは、聡明な発音は
本人からは聞けません。
3大テノールも居ないモンサートなど
は聞けません。
ありがとうございました。
完。