宇奈月ブログ

人生の旅人

水回り工事ートヨタ プリウス特別使用車S 以上の値段だった。

それは、暑い夏の8月で、蝉がまだ
暑い盛りに声を競って鳴いて
いる頃だった。

1、 プロローグ

わが家は築40年程経っていた。
人間でいえば、年男と言える
時期に来ている頃である。
会社でいえば高い地位についていて
責任も重く、また一方では
病気の心配も出てくる頃である。

そのころ懇意にしている人を通して
大手建設会社の社員を紹介された
のである。

世間話から、
話している間に世界中でコロナに遭遇した
時代では、外出をしなくなった人たちが
料理に趣味を見出したり、目覚めたりして
いる話をうかがった。

そんな話の流れから、台所の改造の話で
「一層水回りのやり替え」をしたらどうかと
話に傾いていった。

あまり乗り気はなかったが、家内の気持ち
では、新しい設備にしたそうなニュワンス
だったので、気を感じ取って
その流れで考えてもいいのかな、
と考えに傾いていった。

新しい設備で残りの年を
過ごしてもいいかも、と平静に思った。

では見積もりをしてください。
と話が進み、

風呂、トイレ、台所(壁の一部も)含めて
8月中に見積もりが出た。

見積もり担当者と
設計の説明者が立派な見積書と
説明幼図面を持参して 説明を受けた。

その金額を見て、絶句した。

トヨタ プリウスの特別使用者Aツーリング
セレクション
以上の値段だった。

家内は、ある程度値引きをすれば、
工事をすると決めていた節もあり
じぶんも気持ちはかわらなかった。

そして工事をすることに決まった。


ありがとうございました。


完。