宇奈月ブログ

人生の旅人

ガソリンは経済の命

日本では、一月前からガソリンが一時
168円超えまで急伸してその価格は
高止まりしいます。

昨日,
25日の大阪のガソリン価格は平均166.6円/1L
東京では163.7円/1Lと少しは
値をもどしています。
理由は原油が7年ぶりに高値に。

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ついに米国が初めて自国の備蓄ガソリンを
5000万バレル放出すると新聞は伝えています。
日本政府も国家備蓄ガソリンを放出するを
決定。

それだけ世界では、重油がひっ迫しているが
増産を産油国に要請したが、OPECの増産は
実現しませんでした。

なぜ、原油がひっ迫した理由は、
社会の動きに問題があると思われます。
コロナで大きく打撃を受けた国、
そうでない国の経済の動きの経済の
動きに不均衡が生じているための様です。

①、これから季節は、北半球は冬に向かう。
  需要拡大の思惑。

②、世界がコロナで停滞していると思われるが
  中国などの物流の増加で景気が良い方向に
  向かって物流の増加が増大しガソリン消費
  の消費が増えている、と考えられます。

③➝世界的に半導体が不足していて増産の
 勢いが高く電気の消費が増大。
 それを補う必要がありなす。

④➝EUでのエネルギーひっ迫で天然ガス
 値段が高騰したことで、つられて原油
 波及しました。
(現在も天然ガスは100ドルを超えている。)


当然、ガソリンは重油を精製してできます。
だから当然重油の値段も高騰。

運搬には数十万トン級のタンカーに
積み込むわけです。

タンカーの一航海でどのくらいの燃料費が
いるのでしょうか。

出光興産のタンカー(30万tvlcc)では
一航海でおおむね五日100tの重油
いるそうです。

一航海当たり1億6千万ほどかかるそうです。
重油1トン当たり過去の値段
C重油490ドルとして)

このタンカーが将来運航に支障ができれば
重油精製産物のガソリンは途方もなく高く
なってくるでしょう。
政府の備蓄の放出だけでは、焼け石に水

ガソリンは経済の血液、
将来は代替え年長はできるでしょうが
OPECとの早い増産の実施を願うばかりです。


ありがとうございました。


完。