宇奈月ブログ

人生の旅人

食物アレルギーの新検査法

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食欲の秋、と一般に言われる「秋」
それと呼応して、胃腸の調子を
壊す人が多くなります。

いわゆる夏バテと言う現象、
暴飲、暴食のつけが(冷たいもの
を過摂取によったり)、秋口に胃の不調が
起こります。

この症状は対象療法で対応できる
場合が多いようです。

しかし、食物アレルギーに関しては、
その原因を探り出すのに、患者の心理的
負担が多く、また対症療法も手探りな場合
が多かった。そしてその診断は「経口
負荷試験
」と呼ばれていて、原因となる
食物を食べて症状は出るかを確認していた。
いまもこの方法が行われている。例えば、

牛乳、小麦、卵のアレルギーの定義は
「食物は、乳幼児に合出た肌から原因物質
を体内に取り込むことにより発症する」と
言われている。
ここで発症の兆候があれば、ここで医師が
確認判断するわけである。

でも、この方法に頼りすぎるのも、不良なこと
もあり、重度な症状を引き起こすリスク、
軽微な場合診断の確認が困難なケースもあり
また効果を測る指標もなかった。

ここで、尿検査で食物アレルギーの症状の確認を
行える方法が開発された。

東大の「成育医療研究センター」チームでは
尿検査で、一連の症状の確認ができる
という。
アレルギーを引き起こす際、免疫細胞が
免疫細胞が放出する「プロスタグランジ
D2」が体内で代謝された後、尿に含まれる
「PGDM」に着目。
この物質は、体内に比較的長期に残る音が
知られている。

研究チームは、2018年11月~20年の㋈に
症状を疑われる治験者39人の尿を1mlを
使ってそれぞれのPGDMを測定した。

症状が出る前の測定値、症状が出た後の
測定値を比べると2倍以上上昇。
強い症状が出た人程、測定値の値も
大きかったという。

症状にない人の値は 「変化なし」だった
という。

16年6月~18年7月に口径免疫療法を受けた
24人は、1年後に食物アレルギーの検査と比較
すると、検査が陰性で治験効果のあった人は
濃度が平均でグレアチニン1ミリ㌘あたり
1.5ナノ㌘に対して2,5ミリ㌘と明らかな
差があった。

つまり
治療中に尿に含まれるPGDMの量を調べることで
医療効果の予測や、与える量の調整ができる
事を報告している。


(日刊、毎日新聞 21/9/30 まおめ)

以上の食物アレルギーは、特に
幼少な時期に発症がわかったとき
「経口負担試験」時に
本人に与える量的基準が不明で、
どのくらいで発症するのか、定量的な
数値がわからなので、場合によれば
重度の状態になるに状態が回避される
大きなメリットがあります。

私も幼少時、アレルギーのその経験が
あるから、大きな光で画期的な検査方法
かと思われます。


ありがとうございました。


完。