宇奈月ブログ

人生の旅人

一人食事の八宝菜。

サラリーマンのある日。

勤めを終わり急いで帰る自分。

ほっこりしたいな~。

退社して電車に乗っている自分。

ふいにタクシーに乗っている自分。

切符がいらないのに私がタクシーを下車するのに

補助席に乗っている車掌さんが切符を受け取る。

車掌かタクシーにーーー変。

切符をいくら渡しても車掌さんにわたらない。

タクシーを下りて自宅に入る。なんだか変。

ぱっ、と目が開いた。

ソファーに長々と横たわっている自分がいた。

あたりを見まわすと、乗り物に乗っていた風景

と違うにに気が付く。

眠りから覚めた。


 うたたねしていたのだ。

今までの行動は夢の中だった。


ゆっくり起き上がり、食机に置かれたメモを見る。

出かける旨のメモだった。

一人の昼の用意をする。

簡単な、そろそろ食べたい汁物を作ろうかと

冷蔵庫を開くと、手前に一人前のレトルトの八宝菜

の袋があり、材料とツユと野菜が仕込んであった。

鍋で、合わせて火を通せば、すぐ出来上がるように

なっていた。

いない家内に“おおきに”と何時もは口に出して

は照れくさい気になって言わなない言葉を

心でつぶやいて、頂いた。


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ありがとうございました。

完。