宇奈月ブログ

人生の旅人

五目ずし、9月に食べる。

9月に入り、朝晩の暑さが一時的に少し和らいでいる
ような気がします。

そこで、五目ずしを作ってみました。

夏の食べ物から秋の食べ物に移行する時期に
五目ずしや 散らし寿司を作るのは9月の
五目ずしは特別で、

私流には季節のけじめのように考えています。
「あの時は、イクラを入れたので今回は
小エビに変えて入れよう」などと
いろいろと具材を変えて作るのは、
頭の体操にもなります。



さて、散らし寿司は、あくまで店での寿司でなく
家庭で作る五目寿司で、いろんなものを加えています。


1、材  料 

コメ―2.5合
シイタケ―小5枚
人参——中 長さ10cm、1本
ごぼう――小10cm、2本
レンコン――中、7cm薄切り
小エビ———大匙  3
卵―—―― 2個
酢―――大匙 4杯
砂糖―—小匙、4杯
塩―――小匙、1
薄揚げ―2枚
青しそ――飾り

以上の材料を酢飯を作り混ぜ込んで作ります。



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●●一口メモ●●

1、名前の違いは?


今日作った寿司の本当の名前は五目ずし?、
ちらし寿司?どっちが正しいのでしょうか。

ちらし寿司は
酢飯の上に別で味付けして作った具材を
散らして酢飯の上に配置したのを言う。
酢飯と材料は混ぜ合わせない。寿司を言います。


五目ずしは
酢飯に、材料を混ぜ込んで、作ったもの
と言うことでした。

どちらも同じ寿司ですが、具材が酢飯と
混ぜられているかそうでないかで、
名称が分かれると言われています。

2、チラシ寿司が作られたのは、

施政者の池田光政が、1654年
備前の国で水害被害が生じたため
「一汁一菜令」政策を行った。
この窮乏の中で庶民の間で
生まれたのが「ちらし寿司」
であったと言われています。


(グルマン、ウェキペディア 
からのまとめ、加筆)


※当時、米は金に相当するもの。
困窮の藩主の号令で実地された倹約令は絶対
だったでしょう。

庶民の工夫によりこの五目ずし(ばら寿司)が
生まれたのでしょう。

激減をご飯で食卓に乗せても貧弱であったに
違いありません。

そこにとりどりの野菜を入れて、ご飯の量を
多く見せながら、またおいしく食べるための
生活の知恵だったのでしょう。


ありがとうございました。


完。