宇奈月ブログ

人生の旅人

稲の生育の日照大丈夫?

8月になり、梅雨の時期はすでに
過ぎているのにも拘わらず、

梅雨と同じように、それ以上の雨が
断続的に降り続いています。

そして日本中の河川を氾濫の危険や
山林、がけの土砂崩れを誘発して
地域の市民の生活を苦しめています。

九州地方、中国地方西部では、線状降水帯
の影響で、記録的な降水量で甚大な被害が
出ています。

記憶に新しい広島県江の川(ごうのかわ)
では、すでに氾濫して大きな打撃が市民生活
を直撃しています。

九州地域の
その氾濫は都市での機能の停滞を

線状降水帯が北から南に下がりながら
大量の雨を降らせてきています。
気象庁の予想では、長雨は続くので
注意を喚起しています。

長崎県では土砂崩れで、尊い命が
奪われてしまっています。

お亡くなりになった方にお悔みいたします。

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今年の気候は、台風は数個発生しています。
台風の発生は、雨をともなってくることが
多いですが。

いつもの平年のことであれば、高温、多湿で
晴れの日が続くはずであるけれど、

今年は梅雨を過ぎても、「梅雨もどき」の天候が
続いて作物に対する大切な、日照が不足している
のではないでしょうか。少し心配です。

特には、「コメの収穫」では、8月ごろから
残暑の間は、日照、気温 水温が大切な要素
となりまが、このままの気候が続けば
日照不足となるかもしれません。

日照不足の時は、冷夏となり生育に必要な水温
12度以上を確保できない日が続けば出穂から
花芽の生育に影響してくると言われています。

ですから、収穫の増減バロメーターはこの後の
日照の確保がカギになるかもしれません。

歴史を見てみると、平成5年(1993年)には、
記録的な減収となりコメ指数(作況指数)が74と
最悪な時がありました。

平成の米騒動」と騒がれて収穫も少ないうえに
在庫の米の量が最小備蓄米が4年度(1992年)の
23万トンしかなく783万トンでした。

平成4年の1057万トンより274万トンも
少なかったのです。

そのた不足量の米として259万トンを緊急輸入
に頼らざるに得ないことになったのです。

日照不足でも、平成5年の騒動程にはならない
であろうけど、収穫減の心配は、農家に
とっては尽きません。






出典とまとめ:
農林水産省ホームページ 米をめぐる参考資料
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kikaku/kome_siryou.html




ありがとうございました。

完。