宇奈月ブログ

人生の旅人

マイクロガスライトとトリチューム


イラストAC


マイクロガスライトと言う言葉が文献や書物に
時々踊っています。

・小さなガスを多数発生させて熱を取り出すこと?
・ガスを封入したガラスに電極を取りつけ電気を通して
特殊な光を出させるもの?

いや、いや
そうではありません。
この言葉は、少しは知っていたつもりですが、実は
まったくの的外れであったのを知りました。

まったく違う意味で理解していたのかもしれません。
実はガラス容器の内側に特殊なガスを注入して

その持つ力により外側に塗った発行体
(蛍光力のある塗料=蛍光塗料)
を光らせて、見ることができる技術なのです。

その特殊なガスというのが、トリチュームなのです。

あの東京電力福島第一原発での事故で多くの人が
知るところとなりました。

おさらいをしますと、
原発でウラン235(4パーセント)、ウラン238
(96パーセント)を混ぜた燃料棒を燃焼させて
その冷却水の中に存在するといわれています。

トリチュウムとは、別名3重水素と言われています。
核種であり陽子1個、中性子2個から成り立って
いると言われています。

このトリチュウム
は比較的半減期が12.32年と短いのが特徴です。
そして半減期を迎えたトリチュウムはヘリウムへと
ベーター崩壊する放射性同位元素です。

ウラン燃料の冷却水に存在して、2年後には
希釈されて海洋に放出される訳ですが、中韓では

世界の悪者として日本が認識されているわけですが、一方では
トリチュームが、何事もなく別の産業で利用されて
いるのに、驚かされます。

トリチュームは実は
原発だけでなく自然界で広く
存在しています。

原発が悪いのであり
トリチュームは悪者ではありません。

トリチュームは地球のいたるところに存在して、
人体の筋肉、内蔵などにも存在するといわれています。

トリチュームを封印して、
カラス管などに封印して外部に蛍光塗料を施し、
トリチュームの放射で光らせる技術を、すでに時計などで
実用化されています。

地下生活の照明などに利用できないかなど
思ったりしていますがーーー
夢物語でしょうか。

蛍光力は付こう期間はおおむね10~20年と
言われていて半減期を迎えると(≒12年)で
それを過ぎてもトリチュームの効力があれば
光続けます。




ありがとうございました。


完。