二月堂のお水取りが、今日で終わり
本格的に 春を向かえるようになりました。
生きとし生けるものはそのいただいた命
を全うするために、生きようとしています。
震災でなくなった東日本の皆さま、
辛い苦難は有りますが、私たちには、
あの１０年から、今年もこんなに復興しました。
良い日本の歌を聴くことができるようなりました。
春、今そこに来ている春を聴いてください。
私たちは希望を胸にさらに、前に進みます。
●〽 朧月夜 ●〽
歌手：倍賞千恵子
作詞：高野達之
作曲：岡の貞一
菜の花畑に 入日薄れ
見渡す山の端（は）霞ふかし
春風そよふく 曽田えお見れば
夕月かかりて のおい淡し
里わの火影（ほかげ）森の色も
田中の小路を たどる人も
蛙（かわず）のなくねも かねの音も
さながら霞める朧（おぼろ）月夜
目を閉じていると、ほんとうにそこに
田があり小川があり、そしてチョウチョが
ヒラヒラ舞泳いでいるような
気がします。
最少の言葉の 連続で
聴く人達の心の琴線を弾じいて,
心の引き出しから忘れていた
牧歌的な感情を
引き出してくれます。
ありがとうございました。
おやすみなさい
完。
