宇奈月ブログ

人生の旅人

柴咲コウさん「月のしずく」歌う。

私は、冬の月は一番美しいと思っています。
冬の月には、寒さが付いています。

言葉でも
冴えわたるーー月
煌々としたーー月
が気に入っています。

この形容は月だけに効果があり
太陽には似合わない。



暦では、すでに大寒は過ぎさって、
温度が、万物を春の世界に
緩やかですが、確実に運んでいきます。

冬月が姿を消す前に
月にちなんだ歌をさがしてみた。


・三日月
月のしずく
・月光
・今宵の月のように
・月の雫

演歌では
大利根月夜

謡曲 古くは
・月がとっても青いから

月に関する歌のなか
月のしずく」を
視聴しました。


~◉ 月の雫 ◉~

歌手: 柴崎コウ
作詞:Satomi
作曲:松本芳喜

www.youtube.com

言(こと)の葉は 月のじずくの恋文(しらべ)
哀しみは 泡沫(うたかた)の夢幻

匂艶(にじいろ)は 愛をささやく吐息
戦 災う声は 蝉時雨の風

時間の果てで 冷めゆく愛の温度(ぬくもり)
過ぎし儚(はかな)き  思い出を照らしていく

「逢いたいーー」と思う気持ちは、
そっと今、願いになる。
哀しみを 月のしずくが 今日もまた濡らしていく

下弦の月が 浮かぶ
鏡のような水面(みなも)

世に御咲き誇った 万葉の花は移りにけりな
哀しみで人の心を 染めゆく

(以下略)


驚いた歌に出会った。
女優一辺倒だと思っていた自分の
記憶が、崩れた瞬間であります。
まあ、私の勉強不足。

上手い。
声も素晴らしい。
けっこう難しい曲。
難しい詩。

うれしく視聴しました。


ありがとうございました。
おやすみなさい。


完。