宇奈月ブログ

人生の旅人

「酒は男の隠れ宿」を福田こうへいさん歌う。 

● 〽 酒は男の隠れ宿 ●〽

歌手:福田こうへい
作詞:里村竜一
作曲:岡千秋


(一番〽)

駅裏酒場は ガード下
風はなきなき 吹き抜ける
お前も楽じゃ ないだろに
俺におごって くれた奴
情けが浸みる 心がいたむ
酒は男の   隠れ宿



(二番〽)

女と暮らした こともある
若い昔の頃だけど
尾までは一人 俺たちは
話し相手は 酒だけさ
淋(さび)しくなれば ぽつりと涙
酒は明日の  子守歌

(三番〽)

生きても死んでる 奴(やつ)がいる
死んで輝(かがや)く 人もいる
流れて人は 行くだけさ
星も見えない   この町(まち)に
何が或るんだ この先二人
酒は男の   隠れ宿

(終)
 
https://www.youtube.com/watch?v=b-HVVIeYXY0
yutubeに張り付けて、視聴ください


こうへいさんの、高いくて悲しい声が、
哀愁の空気を広げていく。

歌の変ロ長調のメロディがさらに悲哀な
雰囲気をさらに醸(かも)しだしています。

男は悲哀とあきらめと、反骨と、そして
不安はあるが、少しばかりの明日への希望を
信じながら酔いの宿に隠れていく。

そんな様に思われます。

かってよくイッタ場所を 今どうしているかなと
想いが、走馬灯のように歌とつながりながら
終わりに向かって過ぎていく。

淋しい歌ですね。
これから師走。
今年もひと月分半

でも映像からぴったりする場所。

ガード下。

何軒もひしめきあて、
10人前後の狭い店。

ひしめき合いながら
なぜ、こんな窮屈なとこに
鞄も置けやしない。

となりの人と
それも知らない人とヒョッツと
したことから、一献傾けて、―――。

かって、そんな時がありました。



***

美空ひばりさんの
「裏町人生」をフッと思い出しました。


https://www.youtube.com/watch?v=b-HVVIeYXY0

yutubeに貼り付けて、視聴ください。


ありがとうございました。

では
おやすみなさい。


完。