躍動する 熱のこもったステージ、八艙跳びと違（た）がえるような
運動とともに力一杯歌いきる 姿 ご覧あれ。
● 〽 北の出世舟 ●〽
〽一番
霧がヨー 霧がほどけた 夜明けの港
波を蹴散（けち）らし 突き進む
親父の後継（つ）ぐ 津軽の海で
俺はでっかい 獲物（ゆめ）を釣る
男度胸のよー 北の出世船
〽二番
風のヨー 風の動きと 潮目を読んで
舵（かじ）をきるのさ 竜飛（たっぴ）沖
陸（おか）では気の合う 飲んべえ仲間
沖に出たら 負けられぬ
男勝負のヨー 北の出世船
（三番 略）
あのつらかった、大病にや、事務所の移籍のトラブルを
乗り越えて、じっと耐えての2年空白が
この曲で新しく第二の出発となる新曲となりました。
さぞ待ち望んだ事でしょう。
それだけに
臥竜の想いをじっと耐えて、（もちろんその間も歌手生活
は続けていました）この新盤をリリースしたな気持ち
感慨無量だったでしょう。
津軽の漁場を題材にしたスケールの大きい、友情の
細やかな含みを加えながら、壮大な内容の
唄が出来上がりました。
又、「南部蝉しぐれ」
の曲を手掛けてくれていた四方章人 先生が作曲を
担当されて、
又、蝉しぐれとは違う感じの曲になりました。
ありがとうございました。
おやすみなさい・
完。
