こうへいさんの「南部蝉しぐれ」を
じっくり視聴しました。
色々な出来事を回想しました。
何回聞いてもいい歌はいいですね。
長年勤められていた呉服屋に努めながら
実家では、農業をしながら、歌の道も
極めようとしていました。
こうへいさんが民謡の道に
はいられたのは23歳の時で
したが、親が指導する道を
継ぐのを父は良しとせず
助言はしなかったとのこと。
福田こうへいさんの父は、
大変有名な福田岩月さんで、
歌声は定評がありなんども大会
で賞も受けられた方ですが、
お父さんからでなく、
他の民謡師匠より
手ほどきを受けられました。
のちにその逸話を面白可笑しく
ネットで語られていました。
民謡に進むきっかけは、母親からの
大会に出てみては、
との一言でありました。
それが、民謡で賞を取り、あれよあれよと
大人気になり
現在に至っていますね。
そして、「南部せみしぐれ」が
世に出たわけです。
●〽「南部蝉しぐれ」●〽
歌手: 福田こうへい
作詞:久仁京介
作曲:仕方章人
編曲:前田敏明
一番♬
南部 盛岡 雫石
思えば遠い ふるさとよ
夢がこぼれた 都会の谷間
呼んでみたって やまびこばかり
弱音を吐くな 強気になれよ
酒に聞いてる蝉しぐれ。
二番♬
駄目な時には 振り出しに
戻ればわたし そこにいる
出世するにも 人生だけど
夢のまんまも いいものですと
惚れているんだよ まってておくれ
世小路の 五合酒
(三番 略)
半年前、私は声が出なくなり、スランプで
歌をあきらめかけていた時でした。
彼の沁みとおる声と歌詞は、わたしの
諦めかけていた気持ちを、引き戻し
てくれました。
その後、声は、出るようになりました。
高い声は出さないと、低くなるままだからね。
と歌のうまい先輩(今の師匠)から言われて
指導助言の末、練習の結果
今があると思います。
だめだっていいさ。
夢のまんまでもいいからさ。
でも、強気で、弱気になるなと
感謝を込めて今日も歌う。
ありがとうございました。
完。