宇奈月ブログ

人生の旅人

歌:別れの一本杉(春日八郎さん)を、福田こうへいさんが歌う

毎日うだる様な気温の中で、
いかがお過ごしでしょか。

今回は、春日八郎さんの
「別れの一本杉」を

歌う福田こうへいさん の
姿と歌を視聴しました。

〽● 別れの一本すぎ 〽●

歌手;春日八郎(元)
   福田こうへい
作詞:高松公男
作詞:船村徹


(1番)
泣けた   泣けた
こらえ切らずに  泣けたっけ
あの娘と別れた  哀(かな)しさに
山の懸巣(かけす)も 啼(な)いていた
一本杉の
石の地蔵さんのヨー 村はずれ


(2番)
遠い  遠い
思い出しても 遠い空
必ず東京へ 着いたなら
便りおくれと いった娘(ひと)
リンゴのような
あかいほっぺたのヨー あの涙

(3番 略)

www.youtube.com


遠い遠い昔の記憶が、走馬灯のように
移り変わり走りすぎていく記憶のなかで、

ふっと、通ったバス路線で、
しばらく顔を合わせるていても

バスの中で、ついに話さなかったあの子は
今どうしているだろうか。など

昔を思い出すーー。

物悲しい、哀愁に満ちた曲が、この歌詞の
言葉を盛り立てています。

懸巣
一本杉
地蔵さん
赤ほっぺ

この歌詞中の1つ1つの固有名詞が
情景を引き出す、一番良い
言葉だったように見えてきます。


こうへいさんは、悲しい内容を
サラッと歌いきっています。

やはり民謡歌手の名手。
「こぶし」がチラリと見えて

彼らしい自分の歌として歌いあげて
いるように感じます。

春日八郎さん
別れの曲でありながら、それでいて、

お涙頂戴的にはならず、甘酸っぱい
過ぎ去った思い出が、サラッと

春日さんの歌唱に表されている
ように思えます。

www.youtube.com

こうへいさん 春日さんの歌を
もっと 歌ってくれ
願っています。


有難うございます。